データベースはたくさんのデータをまとめて管理するのに使用します。Excelなどの表計算ソフトでも作成することができますが、いろいろなアプリケーションで利用することを考えれば、データベースソフトである、AccessやOracleといったものが有名です。ここでは初級シスアド資格試験に出題されるデータベースの基礎について紹介します。
データベースの大量のデータを管理していて、効率的に大量データを処理するするために、3層スキーマという構造で考えます。3層スキーマは、ANSI(米国規格協会)で標準化したもので、下図のように概念スキーマ、外部スキーマ、内部スキーマと3つの独立したスキーマから成り立っています。実際に試験にでるかはわかりませんが基礎として3層スキーマという言葉自体を覚えておきましょう。
関係データベースは2次元の表形式にしたもので、関係表といい、関係表はレコード(行)と、フィールド(列)から構成されています。レコードは組(タプル)、フィールドは属性(アトリビュート)とも呼ばれています。
・主キー・・・他の行と識別する列を主キーといいます。主キーはデータベースの先頭にあるもので主キーによって他の表を参照することができます。
・外部キー・・・2つの表があり、表と表のあいだに参照関係があるときに、参照する列(項目)を外部キーと呼びます。
以上の言葉について理解しておくと初級シスアド資格試験合格に一歩近づけます
データベースには通常の和、積、差などをもとめる集合演算と、射影、選択、結合などをする関係演算とよばれるものがあります。この二つを合わせて関係代数といいます。ここはよく出題されるとこなので理解しておきましょう。
【集合演算】
●関係表の和演算・・・2つの関係表から、一方または両方に含まれるものをとりだす。
●関係表の積演算・・・2つの関係表から両方に含まれるものだけを取り出す。
●関係表の差演算・・・一方に含まれもう一方に含まれないものを取り出す
【関係演算】
●関係表の射影・・・関係表から特定の列をとりだして新しい関係表を作る。
●関係表の選択・・・関係表から条件を満たす行を取り出して新しい関係表を作る。
●関係表の結合・・・複数の表から条件を満たす行を取り出して、新しい関係表を作る。複数のデータを取り出した際に重複したものがでてくるが、重複を取り除いたものを自然結合という。
データベースの操作にはSQL言語を使用します。パソコン用のデータベースソフトの場合、直接SQLを操作しなくてもSQLが生成されます。SQLとはStructed
Query
Languageの略です。ここではよく出題されるおもなSQL文を紹介します。
●SELECT文・・・条件に合う行から、指定した列のデータを取り出す。
(例)SELECT
学生番号 FROM 生徒一覧表 WHERE
得点>=80
生徒一覧表から得点が80点以上の学生番号を取り出す。
●INSERT文・・・表に新しく行を追加する。
(例)INSERT
INFO 生徒一覧表
VALUES(111,N'くるーにぃ)
生徒一覧表に新しい行「111
くるーにぃ」を挿入する。文字列はシングルクオーテーションで囲み、全角文字を使用する場合は「N」を使う。
●DELETE文・・・表の指定した行を削除する。
(例)DELETE
FROM 表名 【WHERE
検索条件】
ここでは詳しく説明できませんでしたが、SQLは初級シスアド資格試験によく出題されるので参考書などを購入して勉強することをおすすめします。
正規化とはデータベースを効率的に利用できるように同じ項目がでてきたりしないようにデータの関係を整理することをいいます。正規化の手順として第一正規形、第2正規形、第3正規形があり、初級シスアド資格試験では、「下図を第3正規形にしたテーブル構成を示せ」といった感じで出題されるので正規形について勉強しておくことをおすすめします。
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